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執筆者の写真Tomo Miura

飛び入り参加

絵描きのさかいりょうへいさんとの出会い。



10月、秋風の強い日、コーヒー豆を買いに秋元珈琲焙煎所へ。



その日は特別、キッチンカーのchitokaさんが出店していて、お隣のギャラリーではさかいりょうへいさんの原画展が開催されていました。



彼の作品は色鮮やかで生き生きしていて、動物や、植物や、地球が会場いっぱいに広がっていました。




ライブペイントが始まると聞いて、chitokaさんのバーガーを食べながら待つことに。




会場にはいくつかのキャンバスとすごい数の絵の具や筆が並んでいました。作家さんの作業場、見ているだけでワクワクしました。




穂積リョウさんのハープの音と自然の中で録音した鳥やかえるや虫の鳴き声が流れていて、心地よい世界観が広がっていました。


さかいさんと少しお話をして、私もイラストレーターで絵本作家だという話になり、

一緒にライブペイントやりましょうと誘ってくれました。


やってみたい気持ち半分、邪魔してしまうんじゃないかという不安が半分。


少しウジウジ迷ってしまいましたが、

楽しそうじゃないか!という気持ちが膨らみ、

ぜひよろしくお願いします、と参加させていただきました。






初めは、キャンバスの端っこに少し混ぜてもらおうと思っていたのですが、どんどん楽しくなってしまい、その後の予定も忘れて描き続けてしまいました。



いつもと違う画材と空間に釣られて、いつもと少し違った自分がひょっこり出てきた感じでした。



ふと立ち上がると、足が痺れておばあさんのようにヨタヨタ。

恥ずかしい。




さかいさんは私がキャンバスに描き足した絵を見ていいね!と言ってくれて

隣のキャンバスに番になる絵を描いてくれました。



指で絵の具を叩く音、鉛筆が走る音。

これがライブペイントか!と思いながら眺めました。

繊細な枝や花の中にふわっと青白い鹿が出てきてすごく綺麗でした。


繋がった2枚の絵は似ているようで全然違っていて、こんなつながり方もあるんだなと思いました。






ライブペイント参加して良かったな。

やってみたいこと、気になること、これからもどんどん挑戦していきたいですね。


新しい出会いと経験に感謝です。

ありがとうございました。



さかいりょうへい さん


穂積リョウさん


秋元珈琲焙煎所


田谷(ギャラリー)


chitoka


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